ノイは3枚の手札から数字カードを順番に出し、場にある数字を足していって101を超えてしまったら負け。シンプルなルールとテンポの良さで初心者でもエキサイティングなゲーム展開が楽しめるパーティーゲームです。
各プレイヤーに3枚の手札と3枚のチップを配り、残りは山札として場に伏せたらゲームスタート。プレイヤーは順番に場にカードを出していきます(手札は補充して常に3枚の状態)。その際、場にある数字の合計(前のプレイヤーが言った数字)に自分が出した数字を足した数を他のプレイヤーに聞こえるように言います。例えば、場に1.2.8.50.10(ここでの合計:71)と札があり、自分が4を出した場合は「75」と宣言します。場にカードを出したら、素早く山札からカード1枚補充します(忘れて次のプレイヤーがプレイした場合は、ゲームが終わるまで2枚で戦わなければなりませんのでご注意!)。
カードには1〜10、50の数字のカードとマイナスのカード(-1、-10)、特殊カード(下記参照)がありますので、これを駆使してそのまま続けていき、合計が101を超える状態になった際にゲーム終了となります。
つまり、101ピッタリで次のプレイヤーが出せない場合か、101未満ではあるものの、次にプレイヤーが出せるカードを足すと101を超えてしまう場合です。ただし、場が101ピッタリであっても、-10、-1、PASS、TURN、SHOT、DOUBLE、101カードは出すことができます。
・数字のカード1〜9、10、50
⇒それぞれの数をたす
・数字のカード-1、-10
⇒それぞれの数をひく
・数字のカード101
⇒前の合計に関係なくいつでも101になる
・PASSパスカード
⇒そのまま次の人に順番が移る
・TURNターンカード
⇒順番が反対回りになる
・SHOTショットカード
⇒次にカードをだす人を指名
・DOUBLEダブルカード
⇒次の人は2回カードを出さなければならない
負けたプレイヤー(合計で101を超える場面にプレイした人)は、手持ちのチップを1枚、場に出して次のラウンドになります。チップがなくなったプレイヤーは順番にゲームから抜けていき、最終的にチップの残りが多いプレイヤーの勝ちとなります。
多人数で楽しめ1ゲームにかかる時間も短く、ルールがわかりやすいので足し算ができれば、どこでも誰とでも楽しく遊べます。特に特殊カードが絶妙で、ギリギリの場面で持ちこたえたり、逆転があったりと非常に盛り上がります。似たような系統のゲームとして、UNOやSOLO、ぴっぐテン、ロボ77がありますが、ノイはプレイヤーを狙い撃ちができるSHOTカードが特徴になっています。チップを使用しないで、1ラウンド毎に勝敗を決めても楽しめますよ。