木のおもちゃ.jp HOME > 用途・種類で探す > ゲーム > デクリプト日本語版 (Decrypto)|スコーピオンマスク(Le Scorpion Masqué)(8歳頃から)
|
デクリプト日本語版 (Decrypto)|スコーピオンマスク(Le Scorpion Masqué)(8歳頃から)
商品番号 SG0114
[56ポイント進呈 ]
絶妙なヒントが出せるのか。秘密コードの探り合いゲーム
「デクリプト」は、2チームに分かれて行うチーム戦のゲームです。
両チームはそれぞれ4つのモニターに出たキーワードを持っています。
各チームの暗号化役は、その時に引いた秘密のコード(3.2.1等)に対応している自陣のキーワードを確認し、仲間には正確に伝えつつ相手にはわかりにくいであろう言葉(=暗号)を考え発表します。
それをふまえて各チーム“その3つのコード番号”を推理していく、というゲームです。
相手のキーワードを正確に当てる必要はありません。
あくまでも発せられた暗号がどのキーワードと連動しているのかを推理し、そのコード番号を当てていく(=解読する)ゲームです。
連想言葉の暗号化と解読を使った数列当てのゲームで、ゲーム好きな大人の方にお勧めしたいゲームです。
デクリプト日本語版
(Decrypto) |
分類 |
ボードゲーム |
対象年齢 |
12歳頃から |
プレイ人数 |
3〜8人 |
プレイ時間 |
約30分程度 |
内容品 |
衝立ボード2組、秘密コード48枚、キーワードカード110枚、チップ8枚、記入シート50枚束、砂時計1個、日本語説明書1部 |
主材料 |
紙 |
箱サイズ |
縦23cm×横16cm×高さ5.2cm |
メーカー |
スコーピオンマスク(Le Scorpion Masqué) |
デザイナー |
トーマ・ダジュネ・レスペオンス(Thomas Dagenais-Lespérance) |
|
絶妙なヒントが出せるのか。秘密コードの探り合いゲーム
「デクリプト」は、2チームに分かれて行うチーム戦のゲームです。
両チームはそれぞれ4つのモニターに出たキーワードを持っています。
各チームの暗号化役は、その時に引いた秘密のコード(3.2.1等)に対応している自陣のキーワードを確認し、仲間には正確に伝えつつ相手にはわかりにくいであろう言葉(=暗号)を考え発表します。
それをふまえて各チーム“その3つのコード番号”を推理していく、というゲームです。
相手のキーワードを正確に当てる必要はありません。
あくまでも発せられた暗号がどのキーワードと連動しているのかを推理し、そのコード番号を当てていく(=解読する)ゲームです。
連想言葉の暗号化と解読を使った数列当てのゲームで、ゲーム好きな大人の方にお勧めしたいゲームです。
ゲームの準備
できるだけ均等な人数になるようにして、白チームと黒チームに分かれ、専用のシート1枚と筆記具をそれぞれに用意します。
モニターを組み立て、相手側に見えないよう気を付けながらキーワードカードを4つの窓に順にセットします。すると窓にキーワードが浮かび上がります。
両チームのキーワードが決まったら、使わないキーワードカードはよけておきます。
3つの数字が描かれた秘密コードは両チーム裏向けで山札とし、その他チップと砂時計を傍に置いたらゲームスタートです。
ゲームの手順
毎ラウンド、各チームの1人が暗号化役となります。
暗号化役は自陣の秘密コードの山札から1枚引き、仲間にも見えないようにして3つの数字を見、それに該当する自陣のキーワードを確認します。
そして、仲間が正確にその数字を当てられるもの、且つ相手側には悟られないような言葉(=暗号)を考えます。
例えば、自陣(白チーム)のキーワードが@プラスチックAスーツBキリンC緑(みどり)だったとします。(もちろん相手側はこのキーワードを知りません)
そして暗号化役が引いた秘密コードは 1-3-2 とします。プラスチック・キリン・スーツの順でそれぞれを連想できる言葉を考え「リサイクル・動物・会社員」と暗号を述べました。
仲間は自陣のシートにそれらを記入しながらどれに該当するか相談します。
そして「リサイクル=@プラスチック、動物=Bキリン、会社員=Aスーツ」と予想し、シートの予想欄にその数字を記入します。
黒チームも同様に、3つの暗号を白面のシートに書き込み、さらに予想したコード番号を書き込みます。(ただし初回は推理不可なので、相手側の予想は行いません)
両チーム予想が出たら、暗号化役から正解コードが発表されます。
その数字を予想欄の隣に書き込みます。
正解発表にて、自陣が不正解、つまり暗号伝達ができなかった場合は、失敗チップを引き取らなければなりません。逆に、相手側の暗号を見事正解(解読)できたら、盗聴成功のチップを貰えます。
自陣にて伝達成功の場合と、相手側への解読失敗の場合は特に何も起こりません。
ここまでが1ターンです。白チームから始めたら、次は黒チームの暗号化役が同様に秘密コードを手に入れて暗号を発表し、ゲームは続きます。
これらを繰り返し、成功チップを2枚手に入れることができれば勝ちとなります。
反対に、失敗チップを2枚引き取ってしまった場合は負けとなります。
シートの下段のスペースは、出てきた暗号を書いて蓄積していくスペースです。
自陣にうまく伝えるためには、わかりやすい暗号にしたいものの、暗号がたまるほどに安易な言葉を選ぶと相手チームに解読されてしまう危険も増していくので、蓄積している暗号をふまえて絶妙な言葉を考える必要が出てくるのです。
先の例に戻ると、白チームのキーワードに対する暗号は@リサイクルA会社員B動物C(未使用なので不明)といった状況です。
もし次のラウンドで秘密コード「2-3-1」に対して「ネクタイ・アフリカ・石油」といった暗号が出た場合。相手チームは記録を参照し「ネクタイは会社員と関連がありそうなので2」「アフリカは動物があったから3」「石油はリサイクルできるから1」「未使用の4は蓄積情報がないので無視」そこから「今回の秘密コードは2-3-1」と導き出すかもしれません。
このように相手に正確にコードを当てられてしまうと、解読成功の証として相手に「盗聴成功チップ」を与えてしまいます。
相手にコード推理を混乱させるような、且つ自陣にはうまく伝わるような、ギリギリラインの暗号を考えてくださいね。
相手のキーワードを当てるのではなく、あくまで番号を当てるのが目的なので、たとえ不可解なヒントでも、仲間に「4つのキーワードの中で言えばコレ」が特定できれば良いのですから。
相手チームの番号とキーワード対応を考えていると、稲妻のように閃く「これってもしかして○○のことじゃ」「絶対それだ!」に盛り上がったり、でも失敗し露頭に迷ったり…大人の語彙と抽象思考が存分に発揮されるゲームです。
半導体出現以前のレトロなアナログコンピュータ風コンポーネントも魅力です。とてつもなく面白い、じっくり楽しめる大人向けとして超おすすめのゲームです。