ウッドワーロックはネフ社のおもちゃに感動した店主齋藤が、2000年にスタートしたお店です。このネフスピールは創業当時、保育園に届けられた1セットです。
それからというもの10年近く、毎日毎日保育園の子どもたちが遊び続けたもので、もちろん、いまだ現役バリバリです。
投げられたり、落とされたり…過酷な毎日ですが、確かなモノづくりをしているネフ社のキモチが、こうやって丈夫さという安心に変わっています。子どもたちが毎日、安全に楽しく遊べるように半世紀も前から続けているのです。

ネフスピールは、赤・青・黄・緑の4色の立方体が斜めにカットされた、1辺が5cmの蝶ネクタイのような（上から見ると花が咲いたような）何とも不思議な形の変型立方体が16個（4色×4個）、セットになっています。
その硬度や耐久性などのバランスを考慮して、現在はカエデ材を使用しています。

一見、複雑な形で積みにくそうに見えますが、斜めにカットされた部分（5cm角の立方体を基本に45度の切り込みを上下十字に施した形態）がかみ合う形で積み上げられますので、大変安定していて崩れにくく、小さな子どもでも高く積み上げることができます。
「遊び手の入る余地」を多く残す優れたデザインは、バラエティーに富んだ積み方が可能です。並べて転がすだけでも立派におもしろい…理屈じゃなくて、まずは遊んでみましょう。

最初は縦に交互に安定した組み方（斜め互い違い）をしますが、段々と1個の上に2個、2個の上に3個と扇のように積んだり・・１個の上に4個、4個の上に3個（逆ピラミッド？）という様な積み方や、斜め、交互（真ん中から）など工夫して遊びの数を重ねるうちに、色々な積み方を発見し、創造の世界を広げていきます。

3歳ぐらいになると、ネフ社の他の積木と組み合わせて高度（複雑）な積み方ができるようになってきます。また、ネフスピールの面白さに「崩れ方」というものがあります。互い違いにつみ木をどんどん高く積み、全部木が積めたら、「ポンッ！」とテーブル（床）を叩いてみましょう。
すると何とも不思議なことに、ネフスピールが生きているかのように上から左右交互に「カタン、カタン、カタン」と落ちてきます。最初にこの遊びを見せてあげると、子どもは繰り返し繰り返し、この遊びをするようになります。

ネフスピールは白い紙箱に入った状態でお手元に届きます。
しかし、毎回、遊ぶたびに紙の箱から出し入れしていると、どうしても破れてきてしまいます。当店では、ネフスピールの収納用に専用の木箱を考えました。ただの箱ではなく、取り出しやすく仕舞いやすい…見た目も美しくあってほしい。
厳選された木材を使い、静岡の職人さんが無垢板で一つ一つ丁寧に作ってくれています。箱の両サイドに持ち手がついて持ち運びに便利なので、他のおもちゃを入れてもOKですが、ネフスピールの収納には特におススメです。

ご好評いただいている、無垢板を使用して美しいウッドワーロック オリジナル国産木箱

一人でも多くの子どもたち、大人にネフスピールの面白さを知ってほしい…そんな想いでスタートしましたから、売ったらおしまい…なんてことはありません！
全国の保育園・幼稚園・児童館などで、ネフ社の商品を使った積み木ショーを通じて、楽しい遊び方のヒントを普及させる活動をしています。