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花札 天狗 赤 カードゲーム | 任天堂(7歳くらいから)
商品番号 KWD00002
定価1,650円のところ
当店特別価格1,320円(税込)
[24ポイント進呈 ]
日本土産に!日本が誇る、伝統カードゲーム 花札
花札は日本が産んだ伝統的なカード遊びで、同じ遊び方でも地域によって若干ルールが違ったりする、地域に根付いたゲームです。
12種類の植物の絵柄(旧暦の月に相当)が各4枚、全部で48枚で構成されています。
「こいこい」や「花合わせ」といった絵札の柄合わせのシンプルなゲームから、「八八」といった少し複雑なルールまで、大人も子どもも一緒に遊べるのは昔から変わりません。
カード自体も今も昔も任天堂で作られたタイプですので、他社製品と比べて仕上げや手触りは滑らかです。
分類 |
カードゲーム 伝統玩具 |
対象年齢 |
7歳から
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プレイ人数 |
2〜3人 |
プレイ時間 |
10分程度 |
セット内容 |
カード48枚 |
主材料 |
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メーカー |
日本 任天堂 |
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日本の伝統的カードゲーム「花札」
歴史がとっても古いんです
安土・桃山時代の「天正かるた」や江戸時代の「ウンスンカルタ」の流れを汲み、現在の花札ができたと言われています。
今ではコンピューターゲームで有名な任天堂さんですが、1889年に花札を製造するために創業されたメーカーであり、未だに花札は作り続けています。「運を天に任せるから、任天堂」社名が表すように花札は運的要素が多分に含まれます。
残念なイメージ
日本の伝統的カードゲームの1つではありますが、任侠映画の影響かどうしても「賭博」というイメージがついてしまうのは悲しいことですが、イメージからか敬遠する方も多いかもしれません。
凝った絵柄の美しさ、季節の移り変わり、シンプルなゲームの楽しさは日本が誇れる娯楽の王様と言ってもよいかもしれません。子どもの頃に大人と遊んだ経験がある方も多いでしょう。ぜひ、誤解せずに遊んでみてください。絵合わせとして楽しく遊べますよ。
ちなみに・・・ドイツでは
老若男女問わず、カフェなどで見知らぬもの同士がカードゲームやチェスなどに興じるのですが、店長齋藤がドイツに訪れるときはいつも花札を持参します。もちろん・・・ドイツ人にも凝った絵柄の美しさ、シンプルなゲームの楽しさにワンダホー!ビューティフォー!と絶賛です(笑)。
基本的な遊び方は簡単です
花札は2人もしくは3人で遊びます。
数あるゲームの中でも2人でプレーする「こいこい」や「花合わせ」はかけひきや冷静さを必要とする心理要素が強いオーソドックスな遊び方です。
ここでは2種類の遊びをお教えいたします(八八は花札の中に説明書が入っています)。
こいこい…遊び方 其ノ壱
花札を代表するゲームのひとつで、12季節×4種類=合計48枚を使い出来役の文数の多さで勝敗を決定する遊び方。
役ができた時点でゲームを続けるかやめるか決めることが出来ます。手札8枚、場札8枚でプレイヤーが手札を場に出し、出した札と背景の絵柄が同じ札が場札にあれば、その札を取ることができます。背景の絵柄が同じ札が無い場合は出した札を場に置きます。
花合わせ…遊び方 其ノ弐
花札を代表するゲームのひとつで、12季節×4種類=合計48枚を使い出来役の点数の多さで勝敗を決定する遊び方で2人または3人で遊ぶ。手札は各7枚、場札は6枚でスタートし、基本的なゲームの流れは「こいこい」と同じ。手札がなくなった時点でゲームは終了(2人の場合、山札がなくなるまで順にめくる)。
うんちくを少々
任侠映画の影響から「賭博」というイメージがありますが、花札用語から色々な言葉が生まれています。江戸時代、花札は博打場での「賭けゴト」の1つであり、賭博場に密接した言葉として、鉄火巻き・ヤクザ・シカトなどがあります。
花札のおいちょカブという遊び(3枚の手札を合計し下一桁を競うゲーム、最強は合計9)で、桜(3月)・芒(8月)・菊(9月)が3枚揃うと一見、華やかに見える(絵柄が)のですが、合計は20。下一桁は0になりますから最悪の手になります。ここから「ハデだが世の中の役にはたたない」と恐い人たちを指す隠語となりました(笑)。
また10月の札である鹿と紅葉(猪鹿蝶の鹿です)の札を見ると、鹿がソッポを向いて怒っているようにも無視しているようにも見えますね。ここの札が十点であることから「鹿十(しかとう)」で「シカト」に転じました。この他にも「ピカイチ」など良い意味に使われる言葉も生まれており、庶民の生活に根ざしているゲームだということがわかります。
小野道風とは?
894〜966(意平6〜康保3)平安中期の能書家(字のうまい人)。先祖に小野妹子、祖父は文人として名高い参議篁(たかむら)。藤原佐理・藤原行成とともに「三蹟」と並び称されている。