2004年ごろにHABA社から「おしい!(Knapp daneben)」というタイトルで出ていたゲームのリメイク。コンポーネントがバイキングや犬の代わりにおばけや椅子になっています。
カードを1枚めくり、絵柄が示す木製コマを早く掴んだ人が勝ちというシンプルなルールなのですが、カードが紛らわしいので反射神経と素早い判断が問われ、お手つきで盛り上がることは必至です(笑)。
オバケ(白)や椅子(赤)、ネズミ(灰)、ビン(緑)、本(青)といった色が違う5つの木製コマを並べ、と2種類の絵が描かれたカードをよくきって場に伏せたら(山札)ゲームスタートです。山札のカードを1枚表にして、正解するコマを素早く取った人がカードを獲得できます。
正解は2種類で、描かれている絵とコマが同じ色であればそのコマを取ります(例えば、赤い椅子と緑の本が描かれていた場合は、赤い椅子の木製コマを取ったら勝ち)。描かれている絵と同じものがない場合は、色も形も全く該当しないコマを取らなくてはなりません(例えば、緑のオバケと青い椅子が描かれていた場合は、緑でも青でもオバケでも椅子でもない灰色のネズミが正解となります)。
これを続けていき、最終的にたくさんカードを取った人が勝ちとなります。
お手つきをした場合は、そのカードは保留のまま、次にカードを取った人がまとめて獲得します。ローカルルールとして、お手つきをした場合に自分の手札を1枚場に出すなどのルールを加えても面白いですね。
カードをめくって瞬時に見分け取らないと、カードが獲得できないのに加え、次々とゲームが進行していきますので、うまく頭を切り替えないと混乱します。少人数でも大人数でも盛り上がれる単純なルールのパーティーゲームですよ。