バースト注意のローマ数字作り。

「ローマ数字ダイス」とは、“�T・�X・�]”で表されるローマ数字を用いたダイスゲームです。
ダイスの6面には�Tが3面、�X1面、�]2面描かれており、出た目の組み合わせでローマ数字を作ります。

そして、作った数字が小→大になるよう考えてシートに記入し、数字の合計とアクションカードの残り点との合算で勝負をし、より高得点の人が勝ちとなるゲームです。
ダイスゲームは運の要素が強いですが、シートへの記入という行動が入ることで、悩ましくもおもしろい内容となっています。

ゲームの準備

得点シートの一番上に、各自の名前を記入します。
一番左の人がスタートプレイヤーとなります。
アクションカード6種を1組とし、全員に1組ずつ配ります。
各自、前に表にして並べたらゲームスタートです。

ゲームの手順

手番がきたら、ダイスを1個振ります。
出た目を確認し、続いてダイスをさらに1個振るか否かを決めます。
最高で6個まで繰り返します。もちろん、途中でやめても構いません。

出た目全てを使ってできたローマ数字を、得点シートの自身の欄に記入します。
最終的に上から下までの7マス分、順に数字が大きくなるようにしなければならないので、どの欄に記入するかはよく考えましょう。

例えば、�T・�T・�X・�]の4個でダイスを振るのを止めて“�]�Z＝17”をシートの3つ目に記入した場合、次の手番で17より小さい数字であれば1か2のマスへ、17より大きい数字であれば4から7のマスに書くことになります。
同じ数字は記入できません。
マスが埋まるにつれ、記入できないこともでてくるでしょう。
その場合は、手番失敗となり、次の人へと手番が移ります。

アクションカードには、それまでに振ったダイスを振り直したり、無効にしたりする効果があります。
1度使ったらそのカードは捨て札となり、それ以降使用できません。
また、最後の計算時に、アクションカードが手元に残っていたら1枚5点に換算することができるため、カードの効果を使うか否かも悩みどころとなっています。

ちなみに、ローマ数字では“�T”が4つ並ぶことや“�X”を2つ使うことはありません。
4は“�W”9は“�\”となるからです。
そのため、6個のダイスで作れるローマ数字は最高39(�]�]�]�X�T�])となり、1から39までの数字の内38以外を作ることが可能です。
(38は“�]�]�]�X�T�T�T”で7個必要)

普段使用している123…のアラビア数字とは異なり、�T�X�]の組み合わせ(50や100は別の記号になりますが)で成るローマ数字で遊べる点がおもしろいです。
また、ダイス運だけでなく“記入”というステップがあることで、手軽ながらも悩みどころ満載で大人同士で楽しめる内容となっています。

日本語説明書には、ローマ数字の一覧が掲載されているので、困った時にはそれを参考にすると良いですよ♪